TOPPANホールディングスが運営する印刷博物館P&Pギャラリーで12月13日から、「世界のブックデザイン2024–25」展が始まる。会期は2026年3月22日まで。
展示会場では各受賞図書を手にとって、世界のブックデザインおよび造本技術の潮流を実感することができる。
日本の「第58回造本装幀コンクール」をはじめ、ドイツ、カナダ、オランダ、中国、ポーランド、ポルトガル、各国のブックデザインに関するアワードを受賞した書籍のほか、22月にドイツのライプツィヒで開催された「世界で最も美しい本コンクール」の受賞図書も加えた約180点が展示される。
第58回造本装幀コンクール 東京都知事賞を受賞した、De-Silo (編)『生の実感とリアリティをめぐる四つの探求──「人文・社会科学」と「アート」の交差から立ち現れる景色』。発行はデサイロ、デザインは畑ユリエ氏が手掛けている。
同ギャラリーは「世界のブックデザイン」展を2008年から実施。今回の展示では、ポーランドのコンクール「Najpiękniejsze Polskie Książki 2024」と、ポルトガルのコンクール「Prémio Design de Livro 2024」の受賞作品が、初めて展示される。


