森ビルが運営する麻布台ヒルズ、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、 表参道ヒルズ、アークヒルズでは、5つのヒルズが連動するクリスマスプロモーション「CHRISTMAS HILLS 2025」が開催中だ。
5つのヒルズの中でも、注目すべきは麻布台ヒルズだ。神谷町駅前広場、麻布台ヒルズマーケット前、タワープラザをつなぐChristmas Streetには、今年のクリスマスのキービジュアルから抜け出てきたような、小さな紙の人形たちが踊るインスタレーションを展示。
そのほかにも、麻布台、六本木やアークヒルズのフラッグ、各種コルトン、デジタルサイネージ、SNS広告、Webバナーなど多岐にわたって告知ビジュアルを展開している。キーメッセージは、「Shall We Cha Cha Cha?」。
「クライアントからいただいたテーマは昨年と同じ『お祝いする喜び』『大切なひとと一緒に過ごす時間』など一年の終わりに感じる気持ちに寄り添うこと、そして、5つのヒルズの連動企画として打ち出したいということでした」と、アートディレクションを手がけた三澤遥氏。
「その中でも2024年は5つのヒルズが連動したはじめてのキャンペーンだったこともあり、各施設への回遊を促すなどそのつながりに重きを置きましたが、今年はとくに麻布台ヒルズと六本木ヒルズに注力することになり、『よろこびでつながる丘』を大きなテーマに据え、企画を考えていきました」
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2024年は「平和」を「鼻歌」に置き換え、「I La La La YOU」というキーメッセージとともにビジュアルを企画。その昨年と根幹の思いは同じに、今年は「よろこびの小躍り」をテーマとしてビジュアルを制作している。そして「Shall We Cha Cha Cha?」というキーメッセージを、コピーライター 磯目健氏とともに考案した。
「昨年と同様に動詞をオノマトペにしているのは、文字であることをこえて多様な人々の心身に響く言葉にするためです。

