「挑戦を続ける」という共通点も見出す
人気ボーイズグループ「BE:FIRST」の最新曲「街灯」がBillboard JAPANの総合首位(12月8~14日集計)を獲得するなど快進撃を続ける中、ファミリーマートのクリスマスアンバサダーとしても注目を集めている。12月9日から放映されているテレビCMには、同楽曲がタイアップソングとして採用された。
公式Xアカウントが8日に行ったCM紹介の投稿は、15日時点で250万インプレッションを突破。コメント欄には「CMが可愛い。チキンはファミマ一択」といった好意的な声が次々と寄せられ、大きな反響を呼んでいる。同グループの起用背景などについて、マーケティング本部 メディア&プロモーション改革推進部の橋本剛部長が語った。
テレビCM「ファミマ×BE:FIRST クリスマスチキン」篇
BE:FIRSTが同社のクリスマスアンバサダーに就任したのは9月のことだ。就任に伴い、コラボレーションしたソックスやハンカチなどの「コンビニエンスウェア」も展開された。
橋本氏は、BE:FIRSTを「国内外で高い人気を誇り、非常に勢いのあるアーティスト」と評価する。起用の背景には、幅広い年代に支持される彼らが、多様な客層が訪れるコンビニエンスストアと好相性だという判断があった。メンバー監修の商品を発売することで、ファンの継続的な来店も期待している。
タイアップ曲「街灯」について、橋本氏は「グループ初のウィンターソングであり、話題性とクリスマスらしさを兼ね備えた楽曲だ」と述べる。この曲は2年前には完成しており、リリース時期を慎重に検討していた経緯がある。そのため、橋本氏は「素晴らしい楽曲とタイアップできたことを光栄に思う」と語った。
CMに寄せられた多くの反響に対し、橋本氏は「ファンの方々のエンゲージメントの高さに感謝している」としている。
新CM「ファミマ×BE:FIRST クリスマスチキン」篇
BE:FIRSTはオーディション番組「THE FIRST」から誕生したグループだ。その挑戦と成長の軌跡が広く知られていることから、「努力」や「仲間との絆」というイメージを抱くファンは多い。橋本氏は、ファミリーマートが「チャレンジするほうのコンビニ!」を掲げてさまざまな施策に挑んでいる点に触れ、挑戦を続けるBE:FIRSTの姿勢と重なる部分が多いと指摘した。
今年のファミリーマートは「メリハリ工夫で楽しむクリスマス」をテーマに掲げている。早期予約割引やアプリでのポイント還元といった施策を実施する一方で、品質にこだわった名店監修のケーキなどを展開。12月20日からは、恒例のチキンセールも開始する予定だ。

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