神谷浩史ら5人の声優がエールをつなぐ 第102回「箱根駅伝」サッポロビールCM

サッポロビールは、2026年1月2日・3日に日本テレビ系列で放送される「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」において、特別バージョンのオリジナルCM「企業 第102回箱根駅伝 たすきは待っている篇」を放映する。同社による箱根駅伝の協賛は今大会で40回目。今回は、駅伝の象徴である「たすき」を主役に据えたクリエイティブを展開する。

「たすき目線」で描く、選手のバディとしてのエール

今作の最大の特徴は、選手に最も近い存在である「たすき」の視点から描かれる物語だ。

画面には、たすきの受け渡しを待ちわびる第2走者の表情や、前を走るライバルの背中、沿道の声援などが映し出される。選手の鼓動を直に感じてきたたすきが「待ってたよ。君が僕をつなぐ時を。」と語りかけ、夢の舞台を走る選手たちにバディとしてエールを送るという、情緒的な構成となっている。

同社マーケティング本部 ビール&RTD事業部の谷本陽二郎氏は「出場選手だけでなく、次世代の挑戦者や視聴者にも感動を届け、世代を超えて箱根駅伝のファンを増やしたいという思いがある」と話す。

クリエイティブチームには「従来にない視点で若い世代にも響く作品にしたい」とリクエストしたという。また、「たすきを軸に想いをつなぐ描写は、サッポロビールが受け継いできた“モノ造りへの想い”や“開拓者精神”にも重なる」(谷本氏)と、ブランド姿勢との親和性を語った。

5名の豪華声優による「ナレーションリレー」

クリエイティブディレクターを務めた博報堂ケトルの林希氏は、「4年間で入れ替わっていく選手たちを見守り続けているのはたすきだと考えた」と着想の原点を語る。

たすきの声を担当するのは、神谷浩史さん、小西克幸さん、花江夏樹さん、松岡禎丞さん、森田成一さんの5名。たすきリレーになぞらえ、5名の声優陣がリレー形式でナレーション担当し、強く優しい声でさまざまなメッセージを語りかける。

「きっと優しく見守るような声だよな、学校ごとに個性は違うよな、など考えて豪華な声優の皆さまに、たすき役をお願いしました」(林氏)。

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