主演に声優の杉田智和 文京学院大学の学生が5年かけ制作した特撮映画が公開決定

文京学院大学は12月23日、学生が主体となって制作した実写特撮映画『ヴァリドマン』を、2026年2月14日から1週間限定で劇場公開すると発表した。

公開された『ヴァリドマン』のチラシ

公開された『ヴァリドマン』のチラシ

公開された『ヴァリドマン』のチラシ。

『ヴァリドマン』は、文京学院大学経営学部・公野勉研究室に所属する学生が中心となって企画・制作した映像作品。ゼミ活動の一環として立ち上げられた学生主体の長期プロジェクトで、構想、脚本、撮影、編集、宣伝に至るまで、すべての工程を学生が担当した。制作期間は約5年に及び、複数学年の学生が関わりながら制作が継続されたという。

外部からの依頼によるものではなく、学生の発案を起点とした完全自主制作として開始。特撮作品を志向する学生の間から、円谷英二への敬意を込めた作品を制作したいという意向が示され、企画が具体化されていった。

12月23日に公開された予告映像。

制作体制は、特撮企業での実務経験を持つ公野教授が統括した本格的なもの。主演声優として杉田智和、特別出演に神代知衣などプロのメンバーをキャスティングしている点も見どころだ。また、制作協力として徳間ジャパンコミュニケーションズが参加し、撮影機材についてはソニーマーケティングが協力している。

写真 映画 カット

写真 映画 カット

作品カットの一部。主人公の少女・ミクは、とあるきっかけで古代人である「ムー大陸人」と出会い、ムー大陸人と因縁のある「激獣タイフー」と対峙することになる。

作品は最終的に120分の長編作品として完成。2026年2月14日から池袋シネマ・ロサで1週間限定で上映を予定している。

題名:『ヴァリドマン』
特技監督・殺陣:小林律貴
企画:馬渡一浩 川村順一 喜多見康
プロデューサー:濱川誉彰 吉澤椋也
共同プロデューサー:田中誠
撮影・編集:結城真弦
演出・脚本:公野勉
出演:杉田智和、北澤実佳、富樫未来、神代知衣、紅城帆香 ほか
制作:公野研究室
配給:株式会社セイタロウデザインエンタテインメント
撮影:特撮 2022年夏/ドラマパート 2023年夏
形式:実写カラー作品/1080HD
種別:特撮怪獣映画+アクション+ハートフル+ファミリーピクチャー
尺数:120分
劇場公開:2026年2月14日より1週間限定公開
劇場:池袋シネマ・ロサ
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