もはや「バーゲン」は死語なのか 大阪の商業施設「HEP FIVE」が挑む集客施策、「AmBitious」起用の背景とは

「買い物」から「コト消費」「トキ消費」にシフト

阪急阪神ビルマネジメントが運営する大阪・梅田の商業施設「HEP FIVE(ヘップファイブ)」では1月2日から1月31日まで、「このときめきは、運命だ。」をテーマに冬のバーゲン「HEP FIVE BARGAIN」を開催する。広告モデルには、2025年の夏のバーゲンに続き「STARTO ENTERTAINMENT」所属の関西ジュニア内グループ「AmBitious」を起用した。期間中はWebや館内でさまざまな施策を展開。1月2日から1月5日には同施設の利用券などが必ず当たる「新春お年玉!めくってあたるくじキャンペーン」も実施する。

ECの台頭や在庫管理の厳格化により、過剰在庫処分としての「バーゲン」は下火になりつつある。そうした中で同施策には、「推し活」要素を取り入れ、「コト消費」「トキ消費」を軸にした体験で集客と関係深化を図りたい商業施設側の狙いがある。

冬のバーゲン「HEP FIVE BARGAIN」

冬のバーゲン「HEP FIVE BARGAIN」

2025年12月16日公開のWebCMは「このときめきは、運命だ。」をテーマに、AmBitiousのメンバーがぬいぐるみやクッションなど冬らしいアイテムとともに登場。赤やオレンジを基調とした温かみのある空間の中で、王子様のように可愛らしいスタイリングに身を包み、「新しいAmBitious」を表現した。メンバー同士で服選びを楽しむ様子や、「新しい自分、出会っちゃった!」とワクワク感を想起させるキャッチフレーズが印象的だ。

1月からはHEP FIVE公式SNSの動画で、縦型ショート動画3本を順次公開する。「HEP FIVE BARGAIN CHALLENGE」と題し、メンバーがそれぞれの個性を生かして「冬ならでは」の企画に挑戦する。「冬の好きな女性のファッション」を紹介するほか、「HEP FIVE BARGAIN決めポーズ」の披露、「HEP FIVE BARGAINを楽しむコツ」を教える企画などを展開する。

幅広い層へ向けてキャンペーンの全体的なイメージを訴求するWebCMとは異なり、縦型動画はメインターゲットである若年層が日常的に利用するInstagramなどのSNSプラットフォームに特化。メンバーの個性を生かし、魅力を最大限に引き出した親近感のあるコンテンツを配信することで、単なる広告にとどめず、ファン同士のコミュニティ内での話題化を促す狙いだ。

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