なぜセリフを削ったのか? “間”を主役に据えた、サントリー「TEACHER’S」新CM 

サントリーは、ブレンデッドスコッチウイスキー「ティーチャーズ ハイランドクリーム」の新たなWebCM「ティーチャーズの不思議なBAR」篇を、2025年12月24日より公開している。イメージキャラクターには俳優の杉野遥亮を起用。酒類のCM初出演となる杉野が、不思議なバーで“大人のウイスキーの世界”に出会うひとときを描いている。

ティーチャーズ ハイランドクリーム『ティーチャーズの不思議なBAR』篇(15秒)。160年以上の歴史を持つスコットランド生まれの「ティーチャーズ」は、かろやかでスモーキーな香りが特徴で、ハイボールとの相性の良さで知られるブランド。今回のCMでは、その味わいを言葉で説明するのではなく、「時間」や「空気感」で伝えることに挑戦している。

物語は、杉野が夜の街でふらりと見つけた一軒のバーに足を踏み入れる場面から始まる。店内にはバーカウンター、そしてバーマスターと酒棚が描かれた一枚の油絵だけ。杉野とカウンター以外は、すべてが“絵”という設定のもと、絵の中のマスターが杉野に語りかける……というもの。

今回のCMの特徴は、あえて情報量を削ぎ落とした「間」の演出にあると、制作を担当した電通のプランナー・田中賢一郎氏は話す。
「たっぷりと“間”を使うことを意識しました。多くのCMが30秒でいかに情報を詰め込むかというつくり方をしている中で、セリフもなくただバーにいるだけの時間をつくるのは怖くもあり、一方で絶対に目立つものになるだろうという確信もありました。その間を心地いいものにするために、油絵と実写の違和感や、音楽の素晴らしさがあり、結果としてTEACHER’Sというブランドの豊かさを表現できたと思います」(田中氏)。

同ブランドでは、2025年10月に限定発売した「ティーチャーズ ハイボール缶」を、中味・パッケージを刷新したうえで、3月3日から全国で期間限定発売することも発表している。昨年の発売を経て、さらなるファン拡大を図る狙いだ。

スタッフリスト

広告会社 電通
制作会社 DASH
CD 前田康二
企画 田中賢一郎、⼩泉佑太
C 三島邦彦
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AD 本田 新
CPr 鹿山日奈子
Pr 大豆生田拓人、増田貴之、長川由万
PM 太田くるみ、太田憲佑
演出 小林洋介
撮影 クマダタカキ
照明 HIGASIX
美術 小島純哉、今西美幸
シズル 五月女則子
アニメーション 大山 慶、寺川賢士、橋本 新
編集 越田 聡(オフライン)、池田拓馬(オンライン)
カラリスト 髙橋直考
音楽 緑川 徹、佐藤爽衣、中川俊郎(作曲)
SE 磯村享平
録音+MIX 清水天務仁
ポスプロ 音響ハウス
ST 佐々木 翔
HM HORI
AE 砂川啓之、梶塚 康太、⼟⽥ 創
出演 杉野遥亮
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