昭和感・ドリフ感満載、初期衝動爆発、藤井亮監督によるハイスタ「A Ha Ha」MV

2026年1月9日、人気ロックバンド Hi-STANDARD(以下 ハイスタ)が新曲のミュージックビデオ「A Ha Ha」を、公式YouTubeで公開した。この曲は、2025年11月26日にリリースされたミニアルバム『Screaming Newborn Baby』の収録曲である。

映像は、クラシックなテレビのチャンネルを回すところから始まる。始まったのは、音楽番組「ハイ!スタンダード」。司会者の登場後、バンドメンバー3人が、銭湯の洗い場で演奏を始める。その後も、まるで70~80年代の昭和のテレビを見ているかのようなクイズ番組、料理番組、ネットショッピング、アニメ、テレビゲームやCMなどのザッピングが続く。

Hi-STANDARD「A Ha Ha」

本作のディレクションを手がけたのは、2025年に「タローマン」で話題を集めた映像作家/クリエイティブディレクター 藤井亮氏だ。

「P.I.C.S.のプロデューサーの名古屋忠嗣さんより某ロックバンドのMVを作りませんかと相談いただいたのがはじまりでした。ちょうどバタバタしていた時期で『ちょっと難しそうなのですが、ちなみにバンド名は…?』と聞くと、ハイスタンダードさんですと言われ、前言撤回!やります!となりました」

ハイスタのメンバーとの打ち合わせで出てきたワードは、「初期衝動に戻ろう」「ドリフ感」「昭和感」など。ハイスタのメンバーはかつて藤井氏が制作した過去の作品を観て依頼をしたという経緯があり、打ち合わせはスムーズだったという。

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そして藤井氏は、今回のMVを「パンク的、初期衝動的な疾走感と、昭和のテレビの世界観の融合。チャンネルをガチャガチャ回すザッピングで映像のリズムを作っていこう」と考えた。

「馬鹿なことをやっているけれど、それがやんちゃで格好良くてエモーショナルに映れば、と」

「メンバーに本当にこんな格好させて大丈夫だろうか」という衣装ばかりを用意し、臨んだ撮影。そのメインとなる演奏シーンは、銭湯の洗い場で撮影された。メンバーは、ドリフターズを思わせる浴衣姿で演奏している。

「諸々の都合上、メインの演奏シーンの銭湯内ですべてを撮り切る必要があり、そのために自然光の入りの良かった女湯を演奏シーン撮影に、男湯にグリーンバックを貼ってその他のシーンの撮影をしました。何度も着替えての大忙しの撮影で、メンバーの皆さんも大変な撮影でしたが、とにかく楽しんで撮影に挑んでくれたのでとてもありがたかったです」

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