就活の情報収集・意思決定に生成AIが浸透
LLMOなどのデジタルマーケティング支援を行うPLAN-Bマーケティングパートナーズは、就活生の生成AI活用実態と企業選択への影響を調査した。2025年〜2027年に卒業予定、または卒業した学生および社会人1年目で、就職活動をしている/していた全国の男女380人を対象に実施した。
調査によると、就職活動における生成AIの利用状況は「よく利用している」34.0%、「たまに利用している」36.3%で、合計70.3%が生成AIを活用している。一方で「利用したことはない」も20.0%存在した。
志望業界別では、IT・SaaS、マーケティング、コンサルティング、商社志望層で「よく利用している」がいずれも5割超となった一方、官公庁・インフラ志望層では相対的に低い傾向も示された。
「AIが企業認知の入口」に──説明会参加・応募にも影響
生成AIの利用目的(複数回答)では、「条件を伝えて企業をおすすめしてもらった」(28.6%)、「業界や企業を調べ比較検討」(28.6%)、「ESや文章の改善点を指摘してもらった」(28.6%)が同率で並び、「自己分析の整理・言語化」(26.6%)、「志望動機や自己PRのたたき作成」(26.3%)も続いた。
さらに生成AIをきっかけに、それまで知らなかった企業を知ったことが「よくある」「たまにある」と答えた人は合計62.1%だった。
AIにおすすめされた企業に対して取った行動としては、「採用ページを見た」49.7%、「企業説明会やイベントに参加した」42.2%、「企業サイトを見た」37.8%、「選考に応募した」14.6%など、閲覧にとどまらず行動につながるケースも示された。
「自分起点の条件提示」が主流に
企業選びや応募判断への影響については、「非常に影響している」16.1%、「ある程度影響している」36.8%、「少し影響している」15.0%を合計した67.9%が「影響している」と回答した。
生成AIで「自分に合う企業」「おすすめの企業」を調べた就活生は、どのような質問や指示(プロンプト)で企業を探していたのか自由記述で尋ねた。性格・価値観・経験・希望条件などを具体的に伝えたうえで、最適な企業を提案してもらう使い方が多く見られたという。


