明朝体の歴史に触れる企画展、市ヶ谷の大日本印刷の施設「本と活字館」で開催

大日本印刷は2月21日から、同社運営の施設「市谷の杜 本と活字館」で新たな企画展「明朝体」をスタートする。会期は5月31日までで、入場無料。

企画展「明朝体」のメインビジュアル。

明治以降、書籍の本文を中心にさまざまな印刷物に用いられてきた「明朝体」。読みやすくスタンダードな書体のひとつとして定着してきた歴史を持つ。漢字やひらがな、カタカナなども含めるとその書体の数は2~3万種類にも上る。

同展では、明朝体の二大潮流として広く使われてきた「築地体」「秀英体」の誕生や、デジタル媒体が普及するまでの変遷など、1世紀半以上にわたる明朝体の歩みを紹介する。中でも「秀英体」は大日本印刷の前身である秀英舎が明治期の1912年に生み出した書体でもあり、時代をさかのぼりながら紐解いていく。

岡田一祐氏(慶應義塾大学文学部准教授)が監修するほか、展示デザインは中沢仁美氏、大重頼士氏(シービーケー)、グラフィックは大日本タイポ組合が手がけている。
 

「市谷の杜 本と活字館」は大日本印刷が本づくりの文化施設として2020年11月にオープン。「リアルファクトリー」をコンセプトに掲げ、印刷と本づくりの体験も可能。印刷の美しさや奥深さ、楽しさを体感してもらいたいという思いから運営されている。

会期中は10~18時開館で、月・火休館(祝日の場合開館)。

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