電通グループとOpenAIが戦略連携 ChatGPTでマーケ支援

ChatGPT上に電通のコピーライター/プランナーを実装

電通グループの国内事業を統括する「dentsu Japan」は2月9日、米OpenAIと日本市場で戦略的連携を開始すると発表した。同社クライアントがChatGPT Enterprise上で電通独自のマーケティングモデル/ソリューションを活用可能にし、大規模調査に基づくAIペルソナや、コピーライター/戦略プランナーの知見を学んだAIモデルなどを利用できるようにする。

AIで高速化・高度化したマーケティングプランと連動した顧客体験を提供できるようになり、マーケティング活動とChatGPT上の体験を一体化することで、ROI向上につなげる考えだ。

またdentsu Japan は、企業向けにOpenAI APIを使ったソフトウェア上での実装、常駐型の伴走支援プログラムを提供する。またWebサイトやスマホアプリで提供するサービス(商品販売、予約、情報提供など)をChatGPT上に組み込み、ユーザー体験のデザイン・機能設計を支援する。

dentsu Japan4社で推進

今後は、電通、電通デジタル、電通総研を中心にChatGPT Enterpriseの利用を拡大する。3社の利用で得られた知見・経験をもとに教育・浸透・定着化プログラムを開発するほか、AI推進を専門的に主導する組織として「dJ AI CoE(Center of Excellence)」を立ち上げ、すでに始動しているという。さらに、電通グループのイグニション・ポイントのAI教育や定着化支援の知見も組み合わせ、導入・定着化プログラムを企業へ提供するとした。

同社は本取り組みを通じ、マーケティングにとどまらず、営業やコールセンターなどの顧客接点、経営、人事、R&D、製造といった領域までをつなぎ、クライアントの課題解決を支援していく方針を示している。

dentsu Japanは、2025年6月にOpenAIの最新AI技術を活用したマーケティング領域でのAIエージェント研究開発を開始したほか、2025年12月には「Apps in ChatGPT」を活用した企業向け開発サポート開始を発表している。

今回の提携でdentsu Japanは、OpenAIのService Partner Programへの加入にも言及。OpenAIのデモ環境やAPIへのアクセス、OpenAIの協力のもとで新機能をいち早く実装したソリューション開発などが可能になり、事業の差別化と市場投入スピードの向上が期待できるとしている。

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