ロッテは7月7日、「コアラのマーチ」の新商品「コアラのマーチ<ファンタジーソーダ>」を全国で発売する。紫色のビスケットに、甘酸っぱいソーダ味のチョコレートを合わせた商品で、東京・原宿のKAWAIIカルチャーの要素を取り入れた。ファンタジーな世界観を表現し、ビスケットとチョコレートの色味をあえて変えることで、思わず中を割って確かめたくなる驚きを狙った。新絵柄として「ユニコーンコアラ」も登場する。
近年、原宿を中心に広がるKAWAIIカルチャーは、カラフルな色使いやキャラクター性、非日常感のある世界観を通じて、かわいさを自己表現として楽しむ文化として国内外で支持を集めている。今回の商品では、紫色のビスケットやユニコーンコアラといった要素で、その世界観を取り入れた。
ロッテ第一ブランド戦略部 焼き菓子企画課の山本千波氏は、Z世代・α世代を中心に、味だけでなく、色合いや世界観、写真を撮りたくなる見た目まで含めて楽しむコミュニケーションが広がっているとコメント。かわいいものや不思議なものを見つけると、友人同士で共有したり、SNSに投稿したりすることも当たり前になっており、原宿のKAWAIIカルチャーも、そうした楽しみ方を象徴する存在のひとつだと見ている。
試作品を見た同僚たちの反応について、山本氏によると「ほぼ例外なく『えっ、これ何味?』と不思議がり、中身がソーダ味ということを知って驚いていた」としている。パッケージのない試作段階でも社内で会話が弾み、これまであまり話す機会がなかったメンバーから声をかけられることも増えたという。
袋を開けた瞬間の意外性や、割ったときのワクワク感を通じて、食べるだけで終わらない「誰かに見せたくなる」体験を目指した。
今回の商品では、新絵柄として「ユニコーンコアラ」が登場する。好奇心旺盛なドレミくんとミレドちゃんが出会ったキャラクターという設定。ユニコーンは、その神秘的な姿から「幸せ」を象徴するラッキーなモチーフとされており、同社は「七夕の季節に見つけられれば幸運が訪れるかもしれない」と訴求する。
コアラのマーチは、その時代ごとの世相やトレンド、イベントなどを取り入れながら、新たな絵柄を毎年差し替えている。2026年度は「ユニコーンコアラ」を含む10種類の新絵柄が加わる。

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