7月28日16時27分頃、熊本県熊本地方を震源とする「令和8年熊本地震」が発生した。マグニチュードは7.1と推定され、同県の宇城市や氷川町で震度7を観測。余震も続いており、電力や道路、鉄道、携帯電話の通信など生活や交通のインフラが広範囲で大きな打撃を受けている。
九州電力送配電によると、29日午前11時18分時点で、熊本県内の約3万4950戸が停電していた。
国土交通省によると、29日午前7時時点で高速道路は九州、南九州道、九州中央道の計3路線17区間で通行止めとなっているほか、複数の国道や県道でも通行できなくなっている。また、鉄道は同日午前8時45分時点で、九州新幹線は全線、在来線も4事業者6路線で運転を見合わせている。
携帯電話も、NTTドコモは同県八代市と宇城市、KDDIは同県八代市、人吉市、宇城市、美里町など熊本県内の一部の地域で利用できない、または利用しづらい状態となっており、110番や119番などの緊急通報にも影響が出ている。
こうした中、バッテリースタンドやWi-Fiスポットを無料開放したり、車両の走行履歴を基にした地図を公開したりするなど、企業が人と情報のつながりを支えようとする動きが相次いでいる。
Xで、48時間未満であれば無料で使える対応を伝えたCHARGESPOT(チャージスポット)【公式】
バッテリースタンドを無料開放
モバイルバッテリーシェアリングサービス「CHARGESPOT」を運営するINFORICHは、熊本県内に設置しているバッテリースタンドの無料開放を始めた。
まず、宇城市、氷川町、熊本市南区、八代市、宇土市、美里町、益城町、上天草市、合志市、大津町、西原村、御船町、芦北町にある84カ所を対象にした。対象のスタンドでは、レンタル開始から48時間未満の利用を無料としている。対象には、コンビニエンスストアや家電量販店のほか、ホテル、カラオケ店、スポーツジム、阿蘇くまもと空港、八代市役所本庁舎、サービスエリアなどに設置されたスタンドも含まれている。
同社はその後、避難所の開設状況などを踏まえ、避難者が多い熊本駅や熊本市中心部のサクラマチ周辺のバッテリースタンド31カ所も無料開放の対象に追加。「まずは身の安全を最優先に行動してください」と呼びかけ、充電手段として活用するよう案内している。
【熊本県内 無料開放の拡大に関して】
避難所の開設状況等を踏まえ、避難者が多い熊本駅・サクラマチ周辺バッテリースタンド31台についても、レンタル開始から48時間未満無料でご利用いただけます。… https://t.co/oQUEGz9smH
— CHARGESPOT(チャージスポット)【公式】 (@CHARGESPOT_JP) 2026年7月28日
