井浦知久(ユラス 代表取締役)
プラットフォームを築いてユーザーとダイレクトにつながる
、オウンドメディアは自前の放送局のようなもの」という話をしました。
インターネットが放送網とするなら、放送設備にあたるのが自社サイトであり、
そのベースとなるのがオウンドメディアの「プラットフォーム」です。
それが、どういうものか見ていきましょう。
まず、放送局であるためには、企業側から視聴者(ユーザー)に
継続的に情報を届けるための手段が必要です
フェイスブックでは、視聴者が「いいね」することで
企業のアップデートが勝手にフィードされて、とても便利ですが、
一方で、視聴者の友達が数百人規模だとすると、
情報が埋もれてしまって目にしてもらえない可能性も高くなります。
2100万の会員を持つ日本マクドナルドの「トクするケータイサイト」は、
会員が登録したケータイのEメールアドレスに、毎週クーポンメールを配信していて、
それが届くのを楽しみにしている大勢の会員がいます。
コカ・コーラ パークも、キャンペーン情報などをメールで毎日提供しています。
現時点では、企業からの情報伝達手段は、やはりEメールが最善でしょう。
ユーザーにメールを配信するには、ユーザーのアドレスを取得し、
パーミッション(許諾)をとる必要があるため、