ファミリーマートは9月2日、「直巻おむすび」4種類を9月22日から税込11円値下げすると発表した。米の市場価格低下を受け、原材料コストを見直した。具材量や仕様は変更しない。9月29日には、税込158円に価格を抑えたおむすび3種類も発売する。
ローソンは8月24日、手巻おにぎり全品を9月29日から10円、一部商品を11円値下げすると発表。セブン‐イレブン・ジャパンも8月26日、手巻おにぎり2品を9月8日から値下げすると発表していた。大手3社で価格改定が相次ぐ中、ファミリーマートはAdverTimes.の取材に対し、競合への対抗策ではなく、8月から進めているおむすび強化策の一環だと説明した。
税込198円から187円に値下げする「直巻 焼しゃけ」
8月から価格と販促の両面で強化
コンビニ業界では、米の市場価格低下を背景に、おにぎりを値下げする動きが広がっている。ローソンは「シーチキンマヨネーズ」など、地域限定品を含む手巻おにぎり全品を対象とし、ファミリーマートより1週間遅い9月29日に価格を改定する。
セブン‐イレブン・ジャパンも8月26日、「手巻おにぎり 炭火焼銀しゃけ」と「手巻おにぎり 具たっぷり辛子明太子」の2品を、9月8日から全国で値下げすると発表した。具材量や商品規格は変えず、原材料の調達方法を見直す。価格はいずれも税別215円から198円へ17円値下げし、単品購入時の税込価格は232円から213円となる。実施日はファミリーマートより2週間、ローソンより3週間早い。
こうした競合各社の動きを受けて値下げを決めたのかと尋ねると、ファミリーマートの広報担当者は、競合への対抗策ではないと説明した。
同社は8月25日にも、定番商品「大きなおむすび 昆布とツナマヨネーズ」を税込320円から298円へ22円値下げした。定番手巻おむすび5品の規格重量と比べて約1.5倍というボリュームは維持しながら、原料や製造工程を見直した。ごはんと具材の一体感を高め、昆布とツナマヨネーズのうまみを感じやすい仕様に改良している。
