TBS系列で放送されている日曜劇場『VIVANT』や、9月19日に開幕するアジア大会などの世界観を体験できるイベントが9月19日~23日、東京・西新宿の新宿住友ビル三角広場で開催される。その中で、『VIVANT』を象徴する景色ともいえる巨大砂漠を再現。その砂漠の砂を提供したのが、ロケ地として使われた縁で『VIVANT』と絡めたSNS広報を展開し、話題になっている鳥取県だ。これまで、出演する阿部寛に似た職員などが注目されており、今回も、ドラマの一場面を再現して鳥取の砂の魅力をアピールしている。
今回のイベントでは、鳥取砂丘の国立公園外のエリアで掘削した砂約30トンを詰め、陸路で東京まで輸送。担当の県観光戦略課の職員によると、鳥取砂丘の砂はサラサラで、天気が良く風がある早朝などには「風紋」ができるという。この表現豊かでサラサラの質感の砂を、ぜひ東京でも堪能してほしいと狙っている。
このサラサラの砂を全力でアピールすべく、SNS戦略で追い風を吹かせているのが、県広報課だ。9月13日の放送で、ドラマの主人公で堺雅人が演じる乃木憂助が受け取った紙を粉々にして捨てるシーンがあったことから、「これは鳥取砂丘で再現できるのでは」(県広報課職員)と発案し、県庁から約10分の鳥取砂丘まで車を走らせ、1時間で撮影、編集まで計2時間という素早さで動画を作成した。
鳥取砂丘の砂はサラッサラって知ってた?
9/19(土)から9/23(水・祝)まで新宿・三角広場で開催される「TBS SPORTS & VIVANT PARK」にお越しください。
※イベントで使用される鳥取砂丘の砂は国立公園外で採取したものです。#VIVANT#VIVANT鳥取#別班鳥取県支部#鳥取#鳥取県 https://t.co/WM0SBhCYgW pic.twitter.com/ZvGFlxs7ZH— 【公式】鳥取県広報 (@tottori_kouhou) 2026年9月16日
鳥取県広報課のXへの投稿
鳥取県の『VIVANT』に絡めたSNS戦略は今に始まったことではない。第2シーズンの放送前には、鳥取砂丘に平井伸治知事らが立ち、『VIVANT』のビジュアルを真似た「VIVANTごっこ」を展開。その後も、阿部寛演じる野崎守に似ている県広報課の職員を登場させ、「野崎っぽい県職員」としてSNSに投稿して話題になった。
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県広報課の職員はみな毎週のドラマの放送を楽しみに見ており、翌日の月曜には印象に残ったシーンなどについて話に花を咲かせているという。今回も、月曜日はみんなで放送の余韻に浸り、火曜日に構想・撮影・編集に臨んだ。
人気コンテンツである『VIVANT』にあやかり、毎週いろんなネタをSNSで展開している鳥取県。アジア大会の放送のため、『VIVANT』の放送は2週休みだが、「何かできないか考える」と前向きだ。県広報課の職員は「少しでも鳥取をアピールできるところがないか、いつも考えている。鳥取の魅力発信のため、多くの方に鳥取を知ってもらうために、これからも『VIVANT』に絡めた投稿を続けたい」と意欲を語っている。
Unsplash/Anni W
