大阪広告協会は28日、大阪や関西地区の広告界に貢献した企業や個人を顕彰する「大阪広告協会賞」「大阪広告協会佐治敬三賞」の受賞者をそれぞれ発表した。
2011年度に優れた広告活動を行った企業や地域広告界の発展に貢献した企業・個人に贈る「大阪広告協会賞」には、大阪ステーションシティ(事業主体=JR西日本、大阪ターミナルビル)が選ばれた。JR大阪駅と南北の駅ビルで構成される商業施設やオフィスなどの複合体で、昨年5月に全面開業した。大阪の玄関口の風景を一変させた大プロジェクトとして全国に話題を提供したほか、広告活動やイベント開催を通して都市のにぎわいを創り出したことが評価された。
関西を基盤に活躍したクリエーターに贈られる「佐治敬三賞」には、博報堂関西支社のクリエイティブディレクター、川島章弘氏が選ばれた。川島氏は1994年博報堂入社。CMプランナーとして7年間の東京勤務を経て2000年から関西支社勤務。2011年9月からクリエイティブディレクター。ケーブルインターネットサービスのキャラクター「ZAQ」(現在はジュピターテレコム)を2003年の立ち上げからかかわるほか、大日本除虫菊、大起水産、GSユアサ、大関などを担当。大阪発のキャラクター「ZAQ」を全国区になるまで育てたことなど、人と人とのコミュニケーションを起点としたユニークな表現が評価された。
両賞の贈賞式は、4月26日に大阪市内で行われる大阪広告協会通常総会後に開かれる。
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