博報堂は、同グループの博報堂コンサルティングと共同で、企業トップ広報のためのコンサルティングサービスを開始した。
サービス名は「経営する言葉」で、クライアントごとの専門チームが、年頭所感・社内訓示・決算報告・株主総会・新製品発表会など、年間を通じたメッセージ開発のコンサルティングを行う。専門チームを構成するのは、博報堂コンサルティングの経営コンサルタント、企業スローガンやトップメッセージ開発に実績を持つ博報堂のコピーライター、トップ広報におけるマスコミ対応の実績を持つ博報堂の企業PRの専門家の三者。異なる知見とスキルを持ったチームの相乗効果で、トップメッセージの効果をより高める狙い。
具体的な文言については、企業トップへのインタビューや、生活者調査分析、報道論調分析、社員インタビューなどを踏まえ、コピーライターが中心となって開発する。各企業の顧客、株主、社員、業界、マスコミをはじめとする、メッセージの受け手の興味と期待を考慮した上で、関心のフックとなる具体性や、およびその企業にしか発信できない独自性のあるメッセージにするという。企業トップ交代・経営統合・中期経営計画策定・周年など、経営方針を新たに発表する予定の企業が想定クライアントとなる。
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