フランス・カンヌで6月に開かれる「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」(カンヌ国際広告祭から改称)内の一プログラムで、各国の若手クリエイターらがクリエーティブのスキルを競う「ヤングライオンズ・コンペティション」のサイバー部門に、日本代表として出場するチームがこのほど決まった。カンヌでの本選に出場するのは、宮地成太郎氏(イメージソース/電通)と相楽賢太郎氏(アドブレーン)のペアで、インターネット広告推進協議会(JIAA)が実施した課題コンペによる国内選考を勝ち抜いて選ばれた。
「ヤングライオンズ・コンペティション」は、各国の28歳以下の若手ペアが参加し、広告のアイデアや技術を競うプログラム。現地で制限時間内で与えられた課題に取り組む。サイバー部門への出場者を公募するのは今年で2回目。38チームがエントリーし、規定をクリアした35チームの中から、カンヌ審査員経験者や受賞者からなる6人の審査員が1位から3位までの順位とファイナリストの計5チームを決めた。宮地氏と相楽氏のペアは1位に選ばれ、本選への出場権を得た。
フイルム部門とプリント部門の代表者選考は全日本シーエム放送連盟(ACC)が実施しており、フイルム部門には上野恵氏(ダンスノットアクト)と山澤雅之氏(読売広告社)のペアが、プリント部門には高橋優氏と三國菜恵氏(ともに電通)のペアがそれぞれ本選に挑戦することが決まっている。
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