グーグルは21日、動画配信サービス「YouTube」で2011年に、世界で最も再生されたテレビCMを発表した。ミュージック・ビデオや映画予告編などを除くと、1位はフォルクスワーゲンの新型「パサート」のテレビCM「The Force」で、再生回数は4524万8798回に上る(12月22日現在)。
映画『スター・ウォーズ』の主要人物「ダースベイダー」に扮した子どもの一所懸命な姿と、それを見た父親の粋な計らいが微笑ましい内容で、カンヌ・ライオンズ2011ではフィルム部門金賞を受賞した。広告会社は米ロサンゼルスのDeutsch。
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2位以下のテレビCMは以下の通り(カッコ内は12月22日現在の再生回数)
02 Tモバイル「Royal Wedding」(2488万4610回)
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03 クライスラー「Imported From Detroit」(1340万4562回)
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04 DC Shoes「Ken Block’s Gymkhana Four: The Hollywood Megamercial」(1351万7028回)
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05 smartwater – Jennifer Aniston goes viral(1012万159回)
http://www.youtube.com/watch?v=Rc47LcvIxyI
06 Team Hot Wheels「The Yellow Driver’s World Record Jump(850万6595回)
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07 P&G「Old Spice – Scent Vacation」(720万1323回)
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08 アップル「Introducing Siri on iPhone 4S」(645万2014回)
http://www.youtube.com/watch?v=rNsrl86inpo
09 サムスン「Unleash Your Fingers(593万5846回)
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10 アディダス「D Rose: adiZero Rose 2 The Bull」(426万8041回)
http://www.youtube.com/watch?v=hYCb2ZcGnIA
上位にランクインしたCMは、TモバイルやDC Shoe’s、Team Hot Wheel、Old Spiceなど、当初からWeb向けに制作されたものが目立つ。
フォルクスワーゲンやクライスラーは、スーパーボウル中継の際にテレビで流されたものだが、前者は放送日の2週間前にアップロードし、当日までに1000万回超の再生数を獲得していた。クライスラーはそれとは反対の戦略を採り、試合後に2分間に延長したパターンを配信し、閲覧数を伸ばすことに成功した。
日本国内ではJR九州の九州新幹線全線開業テレビCM「祝! 九州縦断ウェーブ 総集編」だった。
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