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国内初のインバウンドマーケティング専門会社設立 コムニコとスケダチ出資で

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ソーシャルメディア上のプロモーション支援を手がけるコムニコ(東京・港)と企業のマーケティング支援を行うスケダチ(東京・渋谷)は19日、インバウンドマーケティング専門の新会社「マーケティングエンジン」(東京・渋谷)を共同で設立し、同日業務を開始したと発表した。

インバウンドマーケティング領域のリーディングカンパニーとして知られる米HubSpot(ハブスポット)社(マサチューセッツ州)と提携し、ハブスポット社が提供する企業のインバウンドマーケティング支援の統合ソフトウエアを日本国内で販売する。また戦略の企画立案やソフトウエアの導入支援、コンテンツの制作やセミナー・イベントの開催など、同領域で企業のマーケティングを支援する。今後はハブスポット社以外のツール以外も拡充していく考え。

社長には、BtoB領域のマーケティングコンサルティングの経験が豊富な尾花淳氏(スケダチ)が、取締役/共同創業者にスケダチ社長の高広伯彦氏とコムニコ社長の林雅之氏がそれぞれ就任した。

インバウンドマーケティングとは、インターネット上で行うSEO(検索エンジン最適化)やソーシャルメディア、ブログなどの活用で、潜在顧客に自社の存在を見つけられることを目指し、潜在顧客側が近づいてくることで見込み客化につなげるマーケティング手法を指す。検索やソーシャルメディアの普及が可能にした新しいマーケティングの考え方として、ハブスポット社のブライアン・ハリガンCEOらが提唱したもの。特にBtoB企業、中小企業のマーケティングに有効として米国を中心にこの考え方が広がっているという。

コムニコとスケダチは、今年6月にハブスポット社との提携によるインバウンドマーケティング事業への進出を発表していた。今後は同事業を新会社に集約する。