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電通、新株式発行などを通じた資金調達を決定 ――グローバル強化に向けた財務基盤を確保

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電通は3日、同社取締役会において、新株式発行および自己株式の処分、ならびに同社株式の売り出しを行うことを決議したと発表した。

株式の払込金額は、日本証券業協会の定める「有価証券の引受け等に関する規則」第25条に規定される方式により、7月22日~24日のいずれかの日に決定する。

今回の新株式発行および自己株式の処分によって調達した資金1200億6600万円(手取概算額合計上限)は、9月末までに全額を、今年3年に完了した英国大手広告会社・イージス社の買収に関わる短期借入金2000億円の一部返済に充当する予定。

イージス社買収に関する詳細はこちら
「電通、英国の大手広告会社・Aegis社を買収」
「電通、イージス社の買収完了 ロンドンに海外本社『電通イージス・ネットワーク社』発足」

同社は、この資金調達を通じて「強固な財務基盤と財務柔軟性の確保を図り、グローバル広告市場で勝ち抜くための成長戦略の実行、そして競争力向上を実現する施策を、機動的に展開していく」としている。

written by sendenkaigi