「広告制作×個人制作」

今回は海外のエージェンシーでの制作プロセスなどをお話しようと思っていたのですが、つい先日SOURの新作「映し鏡」をローンチしたこともあるので、少し予定を変更して、それに絡めてエージェンシーでの制作活動と個人での制作活動の関係について書こうと思います。

ツイッターやいろいろなサイトで取り上げていただいているので、ご覧いただけた方も多いかもしれませんが、SOURというバンドの新曲「映し鏡」のためにインタラクティブミュージックビデオなるものを作りました。 この曲は、身の回りにあるすべての人やモノがあなたを映す鏡であり、そこに映った姿を通して自分自身が誰であるのかを知ることができると歌っています。

この歌詞を聞いたとき、オンライン上での他者とのつながりを通して、自分自身をみつける旅をするといったイメージが浮かびました。そのアイデアを膨らませて、インターネットのソーシャルネットワーク上に存在する個人のデータを集め、それを活かしたインタラクティブミュージックビデオを作れないだろうかと考えました。そして結果的にフェースブック、ツイッター、Webcam(ウェブカム)に接続することで、ソーシャルネットワークの状況に応じて見る人ひとりひとりが自分自身にカスタマイズされた映像を体験することができる作品が完成しました。

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川村 真司(PARTY Creative Director / Founder)
川村 真司(PARTY Creative Director / Founder)

2002年、CMプランナーとして博報堂に入社。2005年に英広告会社BBHの東京オフィス立ち上げに参加し、2007年にオランダ・アムステルダムの180(ワンエイティー)へ。米ニューヨークのBBHを経て、2010年9月からWieden+Kennedy New York クリエーティブ・ディレクター。2011年6月に伊藤直樹氏、原野守弘氏、清水幹太氏、中村洋基氏と「PARTY」を立ち上げ現職。
アディダス、プレイステーション(ソニー)、日産自動車、アックス(ユニリーバ)、グーグルなどのグローバルキャンペーンを手掛けつつ、「Rainbow in your hand」といったブックデザイン、SOUR「日々の音色」ミュージックビデオのディレクションなど活動は多岐にわたる。カンヌ国際広告祭やNY ADC、ワンショー、D&ADなどで受賞。

ウェブサイト: http://www.masa-ka.com/

川村 真司(PARTY Creative Director / Founder)

2002年、CMプランナーとして博報堂に入社。2005年に英広告会社BBHの東京オフィス立ち上げに参加し、2007年にオランダ・アムステルダムの180(ワンエイティー)へ。米ニューヨークのBBHを経て、2010年9月からWieden+Kennedy New York クリエーティブ・ディレクター。2011年6月に伊藤直樹氏、原野守弘氏、清水幹太氏、中村洋基氏と「PARTY」を立ち上げ現職。
アディダス、プレイステーション(ソニー)、日産自動車、アックス(ユニリーバ)、グーグルなどのグローバルキャンペーンを手掛けつつ、「Rainbow in your hand」といったブックデザイン、SOUR「日々の音色」ミュージックビデオのディレクションなど活動は多岐にわたる。カンヌ国際広告祭やNY ADC、ワンショー、D&ADなどで受賞。

ウェブサイト: http://www.masa-ka.com/

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