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「サノウラボ byGMO」、ディスプレイ広告媒体社の収益最大化と広告主のROI最大化を支援

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~ディスプレイ広告(*1)領域で媒体社の収益最大化、広告主のROI最大化を支援~

GMOインターネットグループでメディアレップ事業を展開するGMOアドパートナーズ株式会社が共同主幹を務めるソーシャルメディア・アドテクノロジーの研究開発機関「サノウラボ byGMO」は、現在、RTB(*2)など進化を続けるアドテクノロジーに対する研究と事業化に取り組んでおります。

その一環として、インターネットメディアを運営する媒体社の広告在庫を最適化するSSP(サプライサイドプラットフォーム)(*3)と、広告主のディスプレイ広告出稿におけるROI(投資収益率)を高めるDSP(デマンドサイドプラットフォーム)(*4)を開発し、「GMO SSP」ならびに「GMO DSP」をサービス名称として、本日2011年8月8日(月)より提供を開始いたしました。

「GMO SSP」はメディアレップとして、またアドネットワーク事業者として媒体社との強力なリレーションシップを持つGMOアドパートナーズが提供いたします。また、「GMO DSP」は総合インターネット広告代理店として広告主のマーケティング課題の解決に強みを持つGMO NIKKO株式会社が提供いたします。

「サノウラボ byGMO」のアドテクノロジーに対する研究と事業化の取り組みについて

ディスプレイ広告に関するサービスは、広告枠を提供する媒体社からは収益効率の最大化を、広告主からはより適切な広告掲載面への配信や、リスティング広告と併せて広告の投資対効果の最大化を求められます。

このような媒体社・広告主のニーズから、近年の日本におけるディスプレイ広告では新たな広告の配信手法としてRTBによる広告枠の購入が注目されるようになり、各種オーディエンスデータ(*5)を活用したターゲティング配信と合わせて高度化が進みつつあります。

「サノウラボ byGMO」ではこうした背景のもと、RTBを活用し、媒体社・広告主双方のニーズに応えるべく、今回のディスプレイ広告の効果的かつ効率的な配信サービスを実現するサービス開発に踏み切りました。

サプライサイドプラットフォーム「GMO SSP」について

「GMO SSP」は、Kauli株式会社との事業提携により開発したサービスです。

複数アドネットワークの最適化配信

媒体社が利用する各アドネットワークサービスの期待収益額をユーザーの広告閲覧回数(フリークエンシー)単位でリアルタイムに集計し、最も収益が期待できるタイミングで広告配信を行います。広告表示あたりの売上効率を基にした最適化配信と比べて高いパフォーマンスが期待できます。

リアルタイム入札(RTB)に完全対応

「GMO DSP」を含めた各デマンドサイドプラットフォームサービスが提供するRTBに対応しており、インプレッション毎に広告主より提示された最も高い入札額と、固定条件・CPM型(*6)・CPC型(*7)のアドネットワークの収益効率を比較して、最も高い広告を掲載広告に選択することが可能です。

掲載可否機能の提供

DSPから入札の可能性のある広告一覧を確認し、掲載の可否を選択できる機能をご提供いたします。

シンプルな契約とお支払い

DSPを通じて得た広告収益は、GMOアドパートナーズのアドネットワーク「ADResult(アドリザルト)」による収益と合わせてお支払いいたします。媒体社様が契約中の他社アドネットワークを「GMO SSP」で管理、広告の最適化配信を行う場合でも、他社アドネットワークとの契約関係を変更していただく必要はございません。また、「GMO SSP」の利用料は無料となっているため、媒体社様はリスクなくより高い収益効率を期待することが可能になります。

簡単な作業ですぐに配信可能

複雑な開発作業は発生いたしません。媒体社様はGMOアドパートナーズと契約後、媒体社の運営するメディアにタグを貼り付けていただく等の簡単な作業で、最適化された広告配信を開始していただけます。

※「GMO SSP」のイメージ図に付きましては、下記URLをご参照下さい。
 URL:http://www.gmo.jp/news/article/?id=3804

デマンドサイドプラットフォーム「GMO DSP」について

「GMO DSP」は株式会社フリークアウトとの事業提携によって開発したサービスです。

RTBを利用した広告枠の購入

「GMO SSP」や「Google DoubleClick Ad Exchange」をはじめ、各アドネットワークとの連携によって月間数百億インプレッションを誇る広告在庫から、広告主の希望するユーザーのみを対象としてリアルタイムに市場価格で買い付けを行うことができます。

アトリビューション(間接広告効果)の分析

アトリビューション(*8)の効果測定と分析を無償で提供いたします。GMO NIKKOの強みのひとつであるリスティング広告とディスプレイ広告との関係性を可視化することで、広告効果の改善によって、広告費の最適化が可能となります。

高度なオーディエンスターゲティングの活用

広告主サイトのデータだけでなく、「GMO DSP」の提供する多くのオーディエンスデータを活用した配信プランをご提案することが可能です。また、これらのデータを元に、広告効果の優れたユーザーと類似した行動を取っている見込みの高いユーザーも対象とする「オーディエンス拡張化」によって配信規模を増加させることが可能です。

CPA(*9)自動・手動最適化機能

広告主様のプロモーション目的に合わせ、目標CPAに近づけるため自動・手動を組み合わせて広告効果の最大化を目指します。

「GMO DSP」による広告枠の課題別プランニング

 「GMO SSP」との連携により広告主様ごとにプレミアム価値のある媒体の独自リクルーティングを行い、専用の入札環境をご提供いたします。

※「GMO DSP」のイメージ図に付きましては、下記URLをご参照下さい。
 URL:http://www.gmo.jp/news/article/?id=3804

「サノウラボ byGMO」およびGMOアドパートナーズ、GMO NIKKOは、両サービスの運営においてGMOインターネットグループの持つ強みを生かし、事業規模、顧客満足度ともにナンバーワンを目指して運営を行ってまいります。


【用語解説】
(*1) ディスプレイ広告:ウェブサイトに埋め込まれている、画像やFlashによるバナー広告のこと。
(*2)RTB : Real Time Bidding の略。広告枠の1インプレッションごとに対して入札を行う、買い付け方式。
(*3)DSP : Demand Side Platformの略。広告効果が高い配信方法を学習し、配信を行う仕組み。
(*4)SSP : Supply Side Platformの略。媒体側が導入し、媒体収益と広告効果を最大化させる仕組み。
(*5)オーディエンスデータ : ウェブサイト訪問者にCookieを付与することで得られるユーザー行動情報
(*6)CPM型:広告の配信回数に応じて費用が発生する課金方法。
(*7)CPC型:広告のクリック数に応じて費用が発生する課金方法。
(*8)アトリビューション : ユーザーがコンバージョンに至るまでをゴールとした場合に、ディスプレイ広告の効果貢献を表すキーワード。昨今、ディスプレイ広告は広告を直接クリックする効果だけでなく、視認によるブランド想起など間接効果に対する数値実証化する取組みが注目されております。
(*9)CPA:顧客獲得単価のこと。1件の広告成果を獲得するためにかかったコストを表し、値が小さいほど広告効果が高いことになる。

「サノウラボ byGMO」概要

「サノウラボ byGMO」は、成長著しいソーシャルメディア領域、アドテクノロジー領域を中心に新たなサービスの研究・開発を行うために昨年10月にGMOアドパートナーズとpaperboy&co.が主幹となり立ち上げた研究機関です。主な活動方針として次世代インターネットサービスの企画・開発、インターネットメディア企業への投資・育成、インターネットメディアマネタイズ支援を行います。

ソーシャルメディア領域ではソーシャルグラフを活用したサービスの開発コンテスト「Graphhackアワード byGMO」を開催中で、多くの個人・法人開発者様からの作品の応募をいただいており、現在表彰に向けて審査中となっております。

【GMOアドパートナーズ株式会社】 (URL:http://www.gmo-ap.jp/
会社名  GMOアドパートナーズ株式会社 (JASDAQ 証券コード:4784)
所在地  東京都渋谷区道玄坂1-16-3渋谷センタープレイス 9F
代表者  代表取締役社長 高橋 信太郎
事業内容 インターネット関連広告事業
資本金  13億156万円

【GMO NIKKO株式会社】 (URL:http://www.koukoku.jp/
会社名  GMO NIKKO株式会社
所在地  東京都渋谷区道玄坂1-16-3渋谷センタープレイス 8F
代表者  代表取締役社長 橋口 誠
事業内容 インタラクティブマーケティングを強みとするインターネット
      広告会社 (インターネット広告[PC・モバイル]、SEMコンサル
      ティング、WEBプロデュース、コミュニケーションプランニング、
      広告クリエイティブ)
資本金  1億円

【GMOインターネット株式会社】 (URL:http://www.gmo.jp/
会社名  GMOインターネット株式会社
     (東証第一部 証券コード:9449)
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役会長兼社長 熊谷 正寿
事業内容
■WEBインフラ・EC事業
■インターネットメディア事業
■インターネット証券事業
■ソーシャル・スマートフォン関連事業
資本金 20億円