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メッセージから会社名が思い浮かぶのは、「お口の恋人」(ロッテ) ~企業メッセージ調査2011

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日経BPコンサルティングは5日、345の企業メッセージについて一般消費者のイメージ調査結果を発表した。調査は今年7月にインターネットで行い、企業名想起率のランキングの他、様々な質問から得た「将来性」、「躍動感」、「信頼性」、「ユニークさ」などのイメージをランキングで示している。

企業名想起率ランキングのトップ3は、ロッテ「お口の恋人」、ニトリ「お、ねだん以上。ニトリ」、コスモ石油「ココロも満タンに」。「難しい言葉を使わずストレートな言葉使いに留意している『親しみやすさ』を持つもの」(ブランドプロジェクトリーダー・吉田健一氏)が上位になった。

また、メッセージに対する「信頼性」の項目で1位となったのは、「作った人が、自分の子どもに食べさせられるものだけを食卓へ。」(オイシックス、31.6%)。「人にやさしい医療へ」(テルモ、28.6%)、「場所に届けるんじゃない。人に届けるんだ。」(ヤマト運輸、27.5%)が次に続いた。この項目で昨年からのポイント上昇が最も高かったのは、「おいしさ、そして、いのちへ」(味の素、19.8%で10.6ポイント上昇)。「食の安心に関する話題が増えている中、再び食を扱う企業の信頼性が注視されているのではないか」(同)。
 
さらに調査では、メディアなどでそのメッセージを見たことがある割合(接触率)と、企業名とメッセージの組み合わせを認識している割合(セット認知率)にギャップのあるメッセージも発表。『見聞きされている割に、どこの会社のメッセージかは知られていない』のは、「地デジ7チャン テレビ東京」(テレビ東京)、「“あったらいいな”をカタチにする」(小林製薬)、「Innovation for Tomorrow」(ダイハツ工業)、「明日をもっとおいしく」(明治ホールディングス)、「Drive@earth」(三菱自動車工業)が上位5社となった。

『広報会議』2011年6月号では、「企業ブランドを再定義 社会と企業を結ぶ言葉」を特集。合併や統合、グローバル化の波がきっかけとなり、ブランドを再定義した企業が、いかにその新しいメッセージやロゴ、商標といったものを社会やステークホルダー、また社内にまで浸透させるかをレポートしています。

※日経コンサルティング「企業メッセージ調査2011」のランキング4位以下は下記でご覧ください。
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/news/2011/1005cm/