デンマーク発祥のオーディオ&ビジュアル製品メーカー・バング&オルフセンは、10月26日から約2カ月間、同社製品の認知拡大と、スピーカー「BeoSound 8」のプロモーションを目的としたキャンペーンを実施する。
キャンペーンでは、同社がカーオーディオ分野で提携しているメルセデス・ベンツ(以下、メルセデス)の協力のもと、キャンペーン特別仕様にラッピングしたメルセデスのマイクロコンパクトカー「smart fortwo(スマート フォーツー)」を六本木や表参道など都内をはじめ、全国で走行させる。また、ラッピングカーは都内の“おしゃれスポット”に停車させて、トランクに搭載した製品で高音質の音楽を再生、同社製品の品質を訴求する。アイキャッチ効果の高いラッピングカーで街行く人々の目を引き、同社製品の認知を拡大したい考えだ。
同社はこれまでも、新製品の発売時には、ホテルやレストラン、デンマーク大使公邸などを会場にメディアや顧客向けのローンチイベントを実施していたが、このように一般に広く製品を打ち出すキャンペーンは今回が初めて。
同社のこうしたキャンペーンは、基本的にグローバル共通で実施しているが、今回の施策は日本独自の取り組み。ヨーロッパでは認知度・人気ともに高い同社製品だが、日本での認知度はまだ低い。また価格帯が比較的高い製品が多いことから、若年層にとってなかなか手が出にくいという側面もある。
キャンペーンで訴求する製品「BeoSound 8」は、iPod・iPhone・iPadなど各種アップル社製品に対応するスピーカー。デザイン性が高く、価格も手頃である同製品を軸に、今後20代後半~30代前半の若年層を中心とする幅広い層に認知拡大していきたいと考えている。
「スマート フォーツー」は、2人乗りの小さなサイズの中に安全性や環境適合性といった機能が凝縮されたマイクロコンパクトカー。同社は、小さなボディに最先端・高品質の機能を搭載している点で「BeoSound 8」との親和性が高いと考え、今回のキャンペーンパートナーに選んだ。
10月26日~11月13日に開催されるデンマーク大使館主催のイベント「デンマーク IN 代官山」で展示されるほか、11月21~27日には六本木の情報発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」で展示されるなど、期間中さまざまな場所に登場する予定だ。
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