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デジタルガレージ、米Memolane社と資本・業務提携

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株式会社デジタルガレージ(以下DG)は、さまざまなソーシャルメディアに投稿したコンテンツを蓄積し、一元的に表示することで「自分史」を構築できるサービス「Memolane(メモレーン)」を提供する米Memolane社と資本・業務提携いたしました。DG の全額出資子会社で投資・育成事業を手がける株式会社 DG インキュベーションがMemolane社に出資し、同時に、日本市場におけるMemolaneの事業展開を共同で行うことでDGと同社が合意しました。

Memolaneは、2011年3月にベータ版が公開されたサービスです。現在は英語版のみであるにもかかわらず、全ユーザーに占める日本ユーザーの割合が17%と、米国ユーザー(20%)に次いで2番目に多いという特徴があります。

Facebook、Twitter、Flickr、foursquare、Instagram、YouTubeを始め多くのソーシャルメディアとAPI(application programming interface)を通じて連携しています。ユーザーは、これらのソーシャルメディアに開いた自分のアカウントと、Memolaneのアカウントを結びつけるだけで、自分がこれまで各ソーシャルメディアに投稿し日々蓄積してきたテキストや写真、動画、位置情報などのコンテンツを時系列に並べた「自分史」をMemolane上に表示できます。

自分史を対象に、年月日の指定やキーワード検索でコンテンツを絞り込むことで、自分の過去を振り返ることができます。Memolane社が本日発表した新バージョンからは、知り合い同士でMemolaneのアカウントをフォローし合ったり、自分史を複数のカテゴリに分けて表示したりすることが可能になりました。こうした機能の提供を通じてMemolaneは、これまでリアルタイムな情報の共有に注目が集まりがちだったソーシャルメディアに「ストック」という概念を持ち込み、新たな付加価値を提供します。

今回の提携に伴いDGは、戦略パートナーとの事業開発やマーケティング活動、スマートフォン版の開発支援、ローカライゼーションなどを通じて、日本におけるMemolaneの普及を推進して参ります。このほか両社は、日本事業が軌道に乗った場合には、日本法人の共同設立について両社で交渉を行うこととしています。