ニューヨークフェスティバル(NYF)の授賞式は、カンファレンスの2日目の夜、ニューヨーク公立図書館で行われました。
式自体はこじんまりしていましたが、さすがエンタテインメントビジネスの先進国アメリカ、進行やスクリプトの完成度は高く、ちゃんと笑わせてくれたり楽しませてくれたりしてショウとしてはクオリティが高い。
アジアの広告祭もこういうところに学ぶ点はたくさんあると思いました。
今回の430人のGrand Juryと25人のExecutive Juryによって行われたトータルの投票数は、なんと34万票、これをもってNYFは地球上最大の広告賞になったと発表されてました。
そして、授賞式の最後には、審査員全員が登壇しました。
壇上で握手したりハグしたり、ちょっとだけ誇らしい気分でした。
今回は、
前編
で書いた審査のいきさつを受けて、広告賞(Award Show)の向かうべき方向について僕の思うところと、僕がNYFで出会ったイチオシ受賞作をいくつかご紹介します。
言うまでもなく、広告業界は今変化を迫られています。
広告会社もクライアントも制作会社も次のあるべき姿を探しています。
なので当然広告賞も次のあるべき姿を目指して変化していかねばなりません。
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木村 健太郎(博報堂ケトル共同CEO エグゼクティブクリエイティブディレクター/アカウントプランナー)
木村 健太郎(博報堂ケトル共同CEO エグゼクティブクリエイティブディレクター/アカウントプランナー)
1992年博報堂入社。戦略からクリエイティブ、デジタル、PRまで職種領域を越境したスタイルを確立し、2006年、従来の広告手法やプロセスにとらわれない課題解決を提案、実施するクリエイティブエージェンシー博報堂ケトルを設立。AP(アカウントプランナー)とCD(クリエイティブディレクター)の2足のわらじを履く。
ソニーαNEX“Focus Your Love”、KDDI “android au”などのインテグレートキャンペーンや、ソニーBRAVIA “Color Tokyo”、 “Sony Recycle Project JEANS”、Google“未来へのキオク”といった、デジタルやアウトドアを使ったイノベーティブなキャンペーンを得意とする他、サントリー“伊右衛門”のアカウントプランニング、JUJUのミュージックビデオ“Hello Again”や震災被災地向けの“Dear Japan, from Phuket”などの映像作品制作も手がけている。
受賞歴に、カンヌ、クリオ、ワンショウ、D&AD、ロンドン国際、NYフェス、アドフェスト、SPIKES、ACCなど多数。また、カンヌ、クリオ、アドフェスト、ロンドン国際、NYフェスの各国際広告祭でフィルムやインテグレートからデジタルやアウトドアまで多様な部門の審査員経験を持つ。
コミュニケーションデザイン実践講座ほか宣伝会議講師。
twitter ID: tabinokanata
Facebook: http://www.facebook.com/kimurakentaro
Hakuhodo Kettle: http://www.kettle.co.jp/
木村 健太郎(博報堂ケトル共同CEO エグゼクティブクリエイティブディレクター/アカウントプランナー)
1992年博報堂入社。戦略からクリエイティブ、デジタル、PRまで職種領域を越境したスタイルを確立し、2006年、従来の広告手法やプロセスにとらわれない課題解決を提案、実施するクリエイティブエージェンシー博報堂ケトルを設立。AP(アカウントプランナー)とCD(クリエイティブディレクター)の2足のわらじを履く。
ソニーαNEX“Focus Your Love”、KDDI “android au”などのインテグレートキャンペーンや、ソニーBRAVIA “Color Tokyo”、 “Sony Recycle Project JEANS”、Google“未来へのキオク”といった、デジタルやアウトドアを使ったイノベーティブなキャンペーンを得意とする他、サントリー“伊右衛門”のアカウントプランニング、JUJUのミュージックビデオ“Hello Again”や震災被災地向けの“Dear Japan, from Phuket”などの映像作品制作も手がけている。
受賞歴に、カンヌ、クリオ、ワンショウ、D&AD、ロンドン国際、NYフェス、アドフェスト、SPIKES、ACCなど多数。また、カンヌ、クリオ、アドフェスト、ロンドン国際、NYフェスの各国際広告祭でフィルムやインテグレートからデジタルやアウトドアまで多様な部門の審査員経験を持つ。
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