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美術館を訪れる新たな楽しみを提供、森美術館がアプリ「CountArt」をリリース

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森美術館は、美術をもっと気軽に楽しみ、親しむきっかけを提供することを目的に、公式iPhone®・iPad®アプリケーション「CountArt」を首都圏にある17の美術館の協力を得て開発、App Store にてリリースを開始した。

従来の美術館アプリは展覧会鑑賞の補完ツールとして美術館のコンテンツによったものが多かったが、「CountArt」は美術館を訪れる行為そのものをゲーム感覚で楽しむことのできることが特徴。利用者が参加する美術館を訪れる際に起動すると、来館者としてカウントされると同時にスピードくじの自動抽選が行われ、当選者には、展覧会チケットやカタログが後日郵送でプレゼントされる仕組みになっている。

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参加施設の近くでアプリを起動すると、チェックイン。利用者のチェックインがカウントされる。Check-In番号により、当選者には美術展のチケットやカタログなどが当たる。

森美術館公式アプリケーションであるが、参加美術館17館で使用可能。利用者は、このアプリをダウンロードすれば、参加美術館いずれの施設の域内(およそ直径160メートル、中心地点の設定は各館によって異なる)で使うことができる。このアプリ制作・開発は、DNPデジタルコム。

森美術館は 2010年 12月にiPhone/iPod touch® アプリケーションを開発アプリケーションを開発、美術に馴染みの薄い人への新たな来館訴求、また、既に美術に親しんでいる人への新たな付加価値の提供に取り組んできたが、今回のアプリケーションにおいては、参加施設との連携により、鑑賞者が美術のジャンルを越えて回遊し、参加施設全体で来館者促進の相乗効果が生まれることを目指している。

参加美術館等は、以下の通り(五十音順)。
神奈川県立近代美術館 鎌倉、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館、神奈川県立近代美術館 葉山、国立新美術館、国立西洋美術館、サントリー美術館(参加予定)、東京オペラシティ アートギャラリー、東京都現代美術館、東京都写真美術館、日本科学未来館、原美術館、ハラ ミュージアム アーク、ポーラ美術館、三菱一号館美術館、森美術館、横浜美術館、ワタリウム美術館