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富山県、映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台で暮らし体験会を開催

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おおかみこどもの雨と雪1
「花の家」のモデルとなった家

「花の家」のモデルとなった家

富山県は、県内への定住・半定住を促す目的で、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台のモデルとなった上市町や立山町で暮らし体験会を開催する。

11月10日~11日の1泊2日コース、11月23日~25日の2泊3日コースがあり、定員は各30人。参加者は、住環境の視察や農作業の体験、住民との交流の機会が得られる。

今年7月に公開された「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督は、同県上市町の出身。映画には、県の山岳や山間に広がる棚田などをモデルにした風景が数多く登場する。「特に、主人公の花が都会から移り住み、近所の人たちから農業を教えてもらいながら力強く生活するシーンが印象的。試写会で映画を見て、これは県の“定住”を促す施策に生かせるのではないかと考えました」(地域振興課)。

映画の「花の家」のモデルとなった古民家には、映画公開後、自主的に訪れるアニメファンも多い。ツアーには、この古民家を訪問し、家主と語らい、敷地内のチューリップの植え付けが体験できるコースも用意されている

主催は、県と上市町、立山町などでつくる「富山で暮らそうプロジェクト実行委員会」で、今回の体験会をスタートに、今後もさまざまなプロジェクトを実施していく予定だ。