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人に会わなくていい企画法

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飲みに行くな、つるむな、ひたすら本を読め!

本になる、ということは、概念が形になる、ということです。自分の引き出しにある概念の母数が多いほど、アイデアのレパートリーは増えていきます。新たな概念を知る上で、新刊を確認するのは必須。新刊をすべてチェックしているうちに、連想企画や、反対概念の本、テーマを平行移動させた本など、いろいろとアイデアが出てきます。仮に『北海道あるある』という新刊があったら、『沖縄あるある』はどうか、『北海道ないない』もできるな、とか。

本を読んで、ある部分だけを掘り下げたら一冊の本にならないだろうか、と想像をふくらませたり、「世界の~」とか「~の歴史」といった言葉を足してみることもよくやります。例えば『世界の女子高生』『世界のトイレ』『トイレの歴史』など。

オリジナリティを生み出すには、「オリジナルでないもの」を把握していなければなりません。独創的だと本人が思っていても、実はありふれて凡庸、というのが一番情けなくて、たちが悪い。常に情報を摂取し、勉強し、博学になる必要があります。ありとあらゆるテーマの本を、人一倍読んでいないといけません。「飲みに行くな、つるむな、ひたすら本を読め!」ですね。


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