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E-グラフィックス、次期社長に島田哲夫氏 「日産リーフ」開発にかかわる

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オムニコムグループの制作会社E-グラフィックスコミュニケーションズ(本社・東京都三鷹市)は11日、鈴木裕社長が会長に退き、次期社長に島田哲夫・代表取締役COOが就任するとの人事を発表した。2013年1月1日付。

島田氏は1978年日産自動車入社。オランダ日産、ルノー本社出向を経て、日産本社の海外マーケティング統括部長、宣伝部長を歴任。2004年から2011年まではマーケティングダイレクターとして商品開発に関わり、同社の戦略商品でもある電気自動車(EV)「日産リーフ」のマーケティンググループを率いた。2011年E-グラフィックスコミュニケーションズに入社し取締役を経て、2012年から現職。横浜出身。早大政経卒。58歳。

E-グラフィックスコミュニケーションズはオムニコムグループのTBWAワールドワイド傘下の制作会社で、広告や販促、印刷を手掛けデジタル制作に強みを持つ。日産系の広告会社・日放を起源とするTBWAJAPANと日産グラフィックアーツが2005年に合併し、06年に現社名となった。