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ライゾマティクスの新作インスタレーション展、山口で開催

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ライゾマティクス

ライゾマティクスが手がけた音楽フェスティバルの演出(2012年)。

1月27日より山口情報芸術センター[YCAM]にて、クリエイティブカンパニー「ライゾマティクス」の新作インスタレーション「pulse(パルス) 3.0」が公開される。これは気鋭のアーティストの作品やプロジェクトを紹介する同センターの展示シリーズ「scopic measure(スコピック・メジャー)」の第15弾となる。

ライゾマティクスは、2006年設立。デザイン、アート、建築、数学、工学など、様々なバックグラウンドを持つ個性豊かなクリエイター、エンジニアからなる少数精鋭のプロダクション。既存の枠組みを越えたクリエイションにより、常に新たなフォーマットを生み出し続けている。昨年は、「UNITED ARROWS green label relaxing」の店頭イベント「Marionettebot 恋するマリオネット」、ロンドン「NIKE FUEL FEST」、KDDI au「FULL CONTROL」のほか、2012年度末の紅白歌合戦のパフュームの演出、嵐のリアルタイムARなどを手がけている。

本作は、彼らがこれまでに手がけてきたレーザー光線、映像、音響、ロボティクスによるインスタレーションやショーケースを統合し、大幅なアップデートを加えた最新作。人間の視聴覚の限界にテクノロジーを介してアプローチすることで、表現の枠組みを押し広げていく挑戦的な試みとなる。

また、展示の開催に合わせて、1月26日にライブコンサート「sound tectonics #12」も開催。このイベントでは展示空間内で、パフュームなどの振付で知られる振付家MIKIKO率いるダンスカンパニー「elevenplay」のダンスパフォーマンスや、サウンドアーティストTaeji Sawaiのライブパフォーマンス、音楽家ametsubのDJセットを披露する(料金:500円 ※要申込)。

会期は3月24日まで。