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CM黎明期にクリエイティブの基盤築く

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内藤俊夫氏(元電通常務)死去

内藤俊夫氏

内藤氏は1931年大阪府生まれ。東大法学部卒。53年電通入社後、ラジオテレビ企画制作局プロデューサー、第一クリエーティブ局長、国際クリエーティブ局長、取締役、DCAアドバタイジング(電通アメリカの前身)社長、常務取締役を歴任。95年顧問。

電通入社とともに、当時の「ニューメディア」であるテレビ・ラジオCMの企画制作を担当。65年には電通の海外研修生として米国でCM制作事情学び日本で紹介するなど、日本でのCMクリエイティブの発展に貢献した。担当した主な広告主は、ミツワ石鹸、資生堂、ヤマハ、トヨタ自動車、ネスレSAなど。1970年、1971年ベニス・カンヌ国際広告映画祭審査委員。1985年、富士通担当時につくば科学万博で世界初の全天周3D映像を制作した。

97年に電通を退社後、同年から2001年にかけて宣伝会議取締役会長、その後は顧問として、雑誌・書籍出版や「宣伝会議コピーライター養成講座」を通じて後進の育成に尽力した。日本広告学会理事、青山学院大学非常勤講師、目白大学非常勤講師、東京スクールオブミュージック専門学校学校長などを務めた。