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“空気”を切り口に社会課題にアプローチする「ダイキン空気フォーラム」発足

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ダイキン工業は23日、自社の技術者と社外の有識者が、社会的関心の高いテーマを“空気”を切り口にディスカッションする「ダイキン空気フォーラム」を発足した。社内からは、研究メンバーのほか、商品開発、営業など部署横断で選ばれた12人が固定メンバーとして参加し、テーマによって別途参加者を増やす。第1回は、今月下旬に「高齢者にとって健康によい空気環境とは」をテーマに開き、今後は年2回の開催を目指す。

事務局は研究所と広報部門の2部門からなり、新しい研究領域を社外メンバーとともに探究することで、本業の空調事業における新たなソリューションの開発に生かす。また、広報部門がメンバーに加わり、フォーラムの成果をメディアや特設サイトを通じて発信することで“空気のプロ”というダイキンのイメージを確立したい考え。

グローバルに空調事業を展開しているため、「欧州の暖房ニーズ、PM2.5のような越境汚染といった、地域や時代によってクローズアップされるテーマにも対応していきたい」(コーポレートコミュニケーション室)としている。

同社は2010年より、ストリーマ放電技術によって社会問題を解決する可能性を社外有識者とともに探る「ダイキン・ストリーマ技術ソリューション・フォーラム」を開催してきたが、今後はより広い領域で新たな課題を創出し、自社が提供するソリューションの開拓につなげる。