また、選挙用サイト以外と連携した各SNSの動きにも注目です。たとえば6日午前時点でのラインのフォロワー数がもっとも多いのは自民党83,915人、民主党は45,761人でした。ラインは比較的若者が多く使っているSNSですが、民主党は選挙活動のスタート時点で自民党の半分ほどにしか至っていません。これは政党の動員力を示す一つの指標にもなりますし、有権者の関心度を表す数値であるとも言えます。昨年、韓国のセルリ党はラインに相当する「カカオトーク」をうまく利用して勝利したと言われていますが、選挙活動のスタート時点ではライバルである民主党のフォロワー数の方が多かったのですから、選挙活動期間でどう転ぶのか分からないところも面白いところです。(セルリ党の選挙活動については、来週のコラムで紹介します)
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李 洪千(慶応義塾大学 総合政策部 専任講師)
イ・ホンチョン 1968年韓国生まれ。
専門は政治コミュニケーション。中央大学非常勤講師などを経て2011年から現職。94年韓国記者協会編集局次長を勤め、02年には民主党大統領候補者演説・メディア担当秘書、ソウル市長選挙公報秘書として選挙に携わる。06年神奈川県松沢知事マニフェスト評価委員会特別委員。12年韓国大統領では文在寅候補陣営のネット選挙チームに加わった。
イ・ホンチョン 1968年韓国生まれ。
専門は政治コミュニケーション。中央大学非常勤講師などを経て2011年から現職。94年韓国記者協会編集局次長を勤め、02年には民主党大統領候補者演説・メディア担当秘書、ソウル市長選挙公報秘書として選挙に携わる。06年神奈川県松沢知事マニフェスト評価委員会特別委員。12年韓国大統領では文在寅候補陣営のネット選挙チームに加わった。
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