従来発想から脱け出せ――塩越隆雄氏(全広連青森大会組織委員会会長、東奥日報社代表取締役社長・主筆)

広告の力を再認識

一方で、観光産業は転機を迎えていると言っていいでしょう。県内でも十和田湖などはかなり苦戦しています。新幹線がもたらした効果も、現時点では限定的と言わざるを得ません。

確信を持って言えるのは、観光のあり方が大きく変わったということです。端的には「団体」から「個人」への流れです。いま青森では、バスで移動するような団体客を見かけることがすっかり減りました。団塊の世代でも、個人でスニーカーを履いて歩いています。こうした傾向は震災がひとつの転機になったと考えています。

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