は、企業の多くの「ウェブプロモーション」は一回目のインパクトを重視したもの(≒花火)であり、Sumallyのような「ウェブサービス」はユーザーの継続的なコミットを設計するもの(≒盆栽)という両者の違いに関する話をしました。
その延長で、今回はウェブ上において、企業が(自社のために)つくるメディア「
」と、多くのユーザーが存在する前提で設計された場「プラットホーム」の違いについて書いてみたいと思います。
Sumallyのようなプラットホームは、基本的に多くのユーザーが集まることを目的としています。ソーシャルというカテゴリにおいては、Facebookもそうですし、Twitter、mixiなどもそうです。メディアというカテゴリでは、ニコニコ動画やクックパッド、食べログ、NAVERまとめなども同じ目的で運営されています。これらのサービスのベースにあるのは、一にも二にもとにかくユーザーオリエンテッド。ユーザーに何度もその場所にきてもらうことが第一の目的で、収益化を考えるのはそのあとです。前回のトピックであったキャンペーンサイトをブランドの世界を体験する「直営店」とすれば、こちらはリアルの世界で例えると「街」であったり、「学校」だったりします。