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現地より速報!「CES2014 REPORT」(3) ――森 直樹(電通 CDC プロデューサー 兼 事業開発ディレクター)

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リビングもIoTの中心に。コネクテッド・ホームを実現するプロダクトが多く出展

住宅業界や通信業界は、リビングの様々なモノがネットにつながることで、新しい価値を行うと考えており、大手家電メーカーから、スタートアップ企業まで様々なプロダクトを出展している。


ネットに接続する温度湿度計。部屋の環境や天気をスマートフォンに伝えてくれる。

wifiなどでネットに接続し、スマートフォンの専用Appなどで、操作できる照明や電源コンセント。

ネットに接続する鍵。スマートフォンで操作可能なドアロック

センサーやカメラで留守宅を監視するガジェットと専用アプリ

スマートフォンとチャットで対話し、操作を指示できる家電

頭への衝撃をモニタリングするキャップ

その他、スマートウォッチ、ウェアラブル機器、ネット接続可能な、血圧計、脈拍計、などフィットネス、ヘルスケアの分野でもIoTの波がやってきているようだ。

テレビなど映像機器ほどの派手さはないが、カンファレンスの多さや、出展企業の数を考えると、IoT関連領域はCESの主役だったと言って良いだろう。


スマホと連携する血圧計 ドクターが遠隔地からモニタリングできるサービスもある。

(次回に続く)



森 直樹(もりなおき)
電通 コミュニケーション・デザイン・センター
プロデューサー・事業開発ディレクター。

光学機器のマーケティング、市場調査会社、ネット系ベンチャーなど経て2009年電通入社。デジタルとテクノロジー活用による広告キャンペーンソリューションの開発に従事。最近では、マラソンをRFIDとSNSで拡張する「SOCIAL_MARATHON」をプロデュース。さらに、デジタルによる事業領域のイノベーション支援に取り組んでいる。日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会の幹事(モバイル委員長)、著書に「モバイルシフト(共著)」等。