何でこんな連載が始まってしまったの?山本一郎です。
貴方のICT界隈はいい燃え具合ですか?私のところも一個プロジェクトが燃えております。大変です。他人様の炎上をあれこれ言うのは楽しいですが、自分とこが炎上するととても辛い思いをしますね。
打ち合わせで相手の顔を見ながら「ああ、お前が言うなって思ってるんだろうなあ」と感じながらも、この遅れは取り返せると力説する自分の尻に鞭が入る瞬間を感じるわけであります。
世の中はやはり燃えたり燃やしたりしながら暖を取りつつ厳しい冬のような寒い業界を渡っていかなければならないのだなあと思う次第であります。
年始のICT業界やデジタル広告界隈で話題沸騰していたのは、やはりサイバーZ(CyberZ)先生のF.O.Xにまつわる面白話でありましょう。
なぜかMarkezineがCyberZの広報丸乗っかりの素敵な記事を掲載していたので、興味のある方はしげしげとご覧いただければ分かると思うんですが、ターゲティングとクライアントの良い意味での緊張関係を見事に台無しにする素晴らしい仕組みに悶絶する次第であります。
CyberZ「F.O.X」、スケールアウトとスペイシーズのDSPと連携
しかも、どういうわけかCyberZその他いまのスマホ向けデジタル広告事業の微妙な言い分や商売展開を見事に解説する記事が出ております。興味深いですね。