リアルタイムマーケティングは体制だけじゃできない!

【前回のコラム】「「意識の95%は非言語」に広告の未来があるかも」はこちら

ソーシャルとモバイルが盛り上げるリアルタイムマーケティング

いよいよ来月はFIFAワールドカップ ブラジル大会の開催ですね。

ビッグイベントがあると、いろんな企業がそれをテーマにしたリアルタイムマーケティングを実施するので、そちらのほうも楽しみになってきます。

広告業界でリアルタイムマーケティングというと、昨年、米国のオレオが実施した「停電ツイート」があまりにも有名です。

米国国民にとって、そして広告界にとっても一大イベントである、アメリカンフットボールの決勝戦 スーパーボウルで、試合中に停電が起きたとき、オレオはそのわずかな時間に、停電をネタにしたグラフィックを制作してツイッターに投稿したのです。

メッセージは、「YOU CAN STILL DUNK IN THE DARK(暗闇ですがオレオのミルク浸けをどうぞ)」というもので、機転の効いたリアクションが多くの人々の共感を呼び、広くシェアされていきました。

その後は、日本でもこういった機転の効いたリアルタイムの発信がたくさん見られるようになってきました。

昨年9月8日、オリンピック開催が東京に決定した直後の午前5時過ぎに、日本コカ・コーラが「オリンピックが、また東京にやってくる」というグラフィック付きのツイートをして話題になりました。

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京井 良彦(電通 マーケティング・デザイン・センター プランニング・ディレクター)
京井 良彦(電通 マーケティング・デザイン・センター プランニング・ディレクター)

大手銀行でM&Aアドバイザーを経て、2001年電通入社。
主に、グローバルブランドやITサービス、スタートアップ企業を担当し、
ソーシャルメディア・デジタル領域を中心とするエンゲージメント・プランニングや、
データサイエンスに基づくグロースハックを手がける。
カンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルに毎年参加している。
著書に『ロングエンゲージメント』(あさ出版)、『つなげる広告』(アスキー新書)など。
東京都市大学非常勤講師。

京井 良彦(電通 マーケティング・デザイン・センター プランニング・ディレクター)

大手銀行でM&Aアドバイザーを経て、2001年電通入社。
主に、グローバルブランドやITサービス、スタートアップ企業を担当し、
ソーシャルメディア・デジタル領域を中心とするエンゲージメント・プランニングや、
データサイエンスに基づくグロースハックを手がける。
カンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルに毎年参加している。
著書に『ロングエンゲージメント』(あさ出版)、『つなげる広告』(アスキー新書)など。
東京都市大学非常勤講師。

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