
3名のパネラー。左からディレクタス 代表取締役 岡本泰治氏、デジタルインテリジェンス 代表取締役 横山隆治氏、mediba CMO 菅原健一氏。モデレーターは、宣伝会議 マーケティング研究室室長兼編集主幹 谷口優)。
菅原氏は「デジタルやデータが活用できていないばかりに、どれだけの機会損失をしているのかが可視化できていない。デジタル活用の意義を社内の複数部門で共有できていないのでは」と話した。
さらに菅原氏は「今の時代はデジタルマーケティングの“予行演習”の段階だと思う。明確な正解が見えなくとも、まずは始めてみることが大事。将来的には、今現在データを活用したマーケティングに取り組んでいる企業とそうでない企業で大きく差が出るのでは」と発言。また短期での投資効果だけを見ていると、大胆なデジタルシフトはなかなか実現しづらいかもしれない。5年、10年先の社会環境の変化を見据えることは非常に重要とも指摘した。