「人の幸福を考える人がいる限り、広告の価値はベーシックな面で高くなる。」——特別パネルディスカッションレポート<後編>

箭内:

小田桐さんは、何か感じていることがありますか?

小田桐:

広告は、企業活動の一端を担うものという認識で間違いはないのですが、自分が言いたいことを聞いてもらうには、やっぱり相手に何かあげなくちゃいけない。そして、相手を思う心の余裕が、広告の「余白」や「間」に表れるんですね。だから、いまの広告は全体的に、相手のことを考えてないんじゃないですかね。それが広告の「呼吸」のような形で、表れているのかなという気がします。やっぱり息苦しいですよね。

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