スタートアップ祭 CES2015を行く③—日本から出展中のロボット・スタートアップにインタビュー

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【前回記事】「スタートアップ祭 CES2015を行く②—コネクテッド歯ブラシからペットハウスまで、気になった出展物たち」はこちら

1月6日から9日まで米ラスベガスで開催された、CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)。大手メーカーが出展する一方で、多数のスタートアップが手掛ける新しい技術やプロダクトに触れられる見本市にもなっている。この連続コラムでは、今年のCESに参加した日本のスタートアップ・nuuoの林智彦氏が“ハードウェアスタートアップ祭”としてのCESをレポートします。

今回は日本から参加した中で、話を聞いてみたいと思った、ロボット・スタートアップへのインタビューを中心にお届けです。

家族の遠隔コミュニケーションロボット ユカイ工学「BOCCO」

「ロボティクスで世の中をユカイにする」をテーマに、necomimiや、チームラボハンガー、ハードウェア開発キットkonashiなどを手がけているユカイ工学。僕もnubotでお世話になりました。
今回は家庭用コミュニケーションロボット「BOCCO」を出展。

向かって左からエンジニア大塚さん、CEO青木さん、量産コーディネート西野さん。

スマホから送った音声やテキストメッセージを読み上げたり

テキスト読み上げの様子

モーションセンサーでドアの開閉を取得し、家族が帰宅したらお知らせするロボットです。

ユカイ工学 CEO 青木俊介さんへのインタビュー

林:今回はいろいろ同行させてもらってありがとうございます!今回CESに出展してみてどうでしたか?
青木:海外でのIoTデバイスの盛り上がりを肌で感じることができました。家庭向けのロボットでは、中国の会社がかなり力を入れていました。
あとは、日本のスタートアップの製品に対する反応を見ていて、やはり、日本人のデザインの感性は海外でも通用するんだな、ということがわかりました。

林:青木さんは大学時代にチームラボを創業していますが、高校時代から実はロボットの仕事をしたかったそうですね?
青木:そうなんです。ターミネーター2を見たのがきっかけで、ずっとロボットを開発するのが夢でした。

林:BOCCO/ユカイ工学は今後どんな展開をしていきますか?
青木:ホームネットワークにつながるユーザーインタフェースとして、コミュニケーションロボットを普及させていきたいと考えています。そのため、ホームネットワーク機器の開発や、ロボットのコミュニケーション機能を充実させる方向に力を入れています。家がスマート化されていくほど、ユーザーインタフェースが重要になってくると思います。そこにロボットが普及するチャンスがきっとあるでしょう。

次ページ 「エンジニア 大塚 雅和さんへのインタビュー」へ続く

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