『知っておきたい、マーケティング・オートメーションの基礎知識』はこちらコラム1回目
ではマーケティングオートメーションに限らず、デジタルテクノロジーがマーケティング領域に急速に浸透している状況について概要を解説しました。
今回は本コラムの本題である「マーケティングオートメーションで何が可能になるのか?」について詳述していきます。
1回目のコラムで、マーケティングオートメーションが注目される理由として「もともと構想としてはあった概念がテクノロジーの進化により、実現できる土壌が整った」という環境要因、さらに「消費者接点が多様化し、マーケティング施策も複雑化する中で、それを一元的に管理できるプラットフォームが求められている」、「(B2Bに限定して言えば)SFAが浸透し、案件の抜け漏れが防げるようになったことで、そもそもの案件をいかに増やすかに企業の関心が移っていること」の3点を挙げました。
では、具体的にマーケティングオートメーションとは、どのような仕組みで、何を実現してくれるのでしょうか。下にマーケティング活動のフローを記しましたので、これに基づき説明していきます。
まず、マーケターは下図の①でカスタマーのセグメンテーションを行い、②でセグメント別のメッセージ・コンテンツを作り、③でキャンペーンのワークフローを実行します。