その広告は誰のためか?これからのマーケターに必要なプロデュース力

複雑化した時代にこそ求められる、プロデュース力

——両社とも課題を踏まえ、新しいキャンペーンや取り組みをされています。最近の事例を、意図や背景と併せて紹介いただけますか。矢村:

私たちはこれまで新しい商品の投入や新規出店で売上を拡大してきました。メガネは一般的には4年に一度くらいしか購入されない、生活者との接点が少ない商材です。競合環境も厳しくなるなかで、生活者とのつながりをつくっていくということを、エモーショナルに伝えるためにこの4月に立ち上がったキャンペーンでは、「見つめているすべてが、人生だ。」と題した71秒の動画を作成しました。一人の人物が、幼少期から壮年期に至るまで見てきたものを、メガネのレンズに写った風景で追っていくムービーで、 テレビCMは行わず、Webのみで配信する形でスタートしています。

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AdverTimes DAYS 2015
AdverTimes DAYS 2015

4月14日、15日、東京国際フォーラムにて「AdverTimes DAYS」(アドタイ・デイズ)を開催しました。 広告界の未来を本音で語りつくす本イベントでは、企業、広告会社、メディア、クリエイターなど、立場の異なる人たちが活気ある議論を展開します。

AdverTimes DAYS 2015

4月14日、15日、東京国際フォーラムにて「AdverTimes DAYS」(アドタイ・デイズ)を開催しました。 広告界の未来を本音で語りつくす本イベントでは、企業、広告会社、メディア、クリエイターなど、立場の異なる人たちが活気ある議論を展開します。

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