「“宣伝”の担う役割の変化とこれから」——パネルディスカッション

データによる結果検証で説明責任を果たす

——最近、auブランドの「三太郎シリーズ」のテレビCMが好調と思いますが、クリエイティブを変えた理由には、何かauブランドとしての課題感などがあったのでしょうか。矢野:

今、携帯業界でもコモディティ化が進んでいます。以前は各社によって料金プランや、端末デザイン、商品・サービスに色があって、それらを訴求する広告がつくれたのですが、各キャリアの商品・サービスにほとんど差がなくなっているなか、これまで通りのコミュニケーションでは、お客様に振り向いていただけないということを実感していました。そこで、商品やサービスを全面に訴求するのではなく、まずはauというブランドに対して好意を持っていただけるようなコミュニケーションが重要と考え、TVCMも新しい「三太郎」フレームに変えて展開しています

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AdverTimes DAYS 2015
AdverTimes DAYS 2015

4月14日、15日、東京国際フォーラムにて「AdverTimes DAYS」(アドタイ・デイズ)を開催しました。 広告界の未来を本音で語りつくす本イベントでは、企業、広告会社、メディア、クリエイターなど、立場の異なる人たちが活気ある議論を展開します。

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