ギフト需要を開拓
わがままいちごの販売期間は、毎年12月中旬から3月中旬。いちご狩りは3月上旬から5月中旬まで実施している。農園直売や朝市、ファーマーズマーケット、スーパーマーケットなど多数のチャネルで販売しているが、現在ではオンラインでの注文が圧倒的に多く、しかもギフト需要がほとんどだという。
「12月はクリスマスやお歳暮、1月はお年賀や成人祝い、2月はバレンタインデー、3月はホワイトデー。ギフトとして贈るのに、『わがままいちご』は特別感があって喜ばれます。ギフトは、贈られた人が次のお客さまになってくださる可能性が高く、効率よくファンを増やしていくことができるので、積極的に展開していきたいと考えていました」と博司さん。ネット販売のスタートに合わせて制作した、ブランドロゴやギフトボックスも、ギフト需要の向上に一役買った。手掛けたのは、ブランド化のアイデアをくれたデザイナーだ。
「最初のうちは、『かわいいから、箱だけ欲しい』と言う人もいたくらい(笑)。クリエイティブの力を感じました」。
「わがままいちご」の展開は …
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