〈広く告げる〉をやめた「広告」の新しい形とは?(後編)——東浩紀×須田和博(博報堂)×廣田周作(電通)

マーケットのスケールを限定することで共有コンテクストが決められる

須田:

『使ってもらえる広告』の最終章を書いていて気づいた、「新しい普遍」という自分のテーマがありまして、人間にとって昔から変わらない「普遍的なもの」を、「最新の技術や手法」で新しくできれば、それはメディアや時代がいかに変わっても、広告として効くのだ!と思っていました。だけど、それをポルノだと言われたのは、非常に新鮮な気づきでした。効果を最大限出すという意味では、そうしたことも必要ですが、やはりポルノ的なもので終わらないものとは何か?を考えないといけないなと思います。

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