日本を、逆成長させたい。

【前回のコラム】「障害者と健常者の壁を、スポーツでぶっ壊す。」はこちら

こんにちは!

藪から棒ですが、

最近成長してますか?

僕はしていません。

むしろ体力も知力も精神力も、衰え始めています。

齢34にして確かな退化を感じています。

でも僕らは、本当に成長しつづけないといけないでしょうか。

人類は古来より成長や拡張を続けてきました。

かつては領土を拡大しようと、

主にヨーロッパ諸国がアメリカ大陸をはじめ、

世界中の土地という土地を制圧しました。

地理的な拡張領域がなくなったら、

今度は物質世界での成長と経済成長へとスライドしました。

結果、どうなったでしょうか。

世界には、必要以上にモノが溢れてしまいました。

バブル崩壊やリーマンショックという歪みを生みました。

無理に成長しすぎたんですね。

それでもなお人は、成長したがっています。

昨今のVRやらARやらの拡張祭り。

グロースハックとかIPOとかバイアウトのビジネスゲーム、

無理のある成長戦略を打ち立てる政治家。

疲れました。

僕はもう成長したくありません。

ピーターパンと言われても、

マイケルジャクソンと言われても構いません。

イノベーション疲れしています。

目の奥がシパシパします。肩が重いです。

だって、もう未開拓の「フロンティア」って

ほとんどないですよね。

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澤田 智洋(電通 コピーライター/プロデューサー)
澤田 智洋(電通 コピーライター/プロデューサー)

2004年電通入社。映画『ダークナイト・ライジングの』「伝説が、壮絶に、終わる。」等のコピーを手掛けながら、多岐に渡るビジネスをプロデュースしている。世界ゆるスポーツ協会代表。日本バブルサッカー協会理事長。スポリューションメンバー。義足女性のファッションショー「切断ヴィーナスショー」プロデューサー。視覚障がい者用のロボットを開発する「MAGIC STICK PROJECT」プロデューサー。日本ブラインドサッカー協会のコミュケーションプランナー。R25でマンガ「キメゾー」連載中。口説き文句研究家。著書「ダメ社員でもいいじゃない。」

澤田 智洋(電通 コピーライター/プロデューサー)

2004年電通入社。映画『ダークナイト・ライジングの』「伝説が、壮絶に、終わる。」等のコピーを手掛けながら、多岐に渡るビジネスをプロデュースしている。世界ゆるスポーツ協会代表。日本バブルサッカー協会理事長。スポリューションメンバー。義足女性のファッションショー「切断ヴィーナスショー」プロデューサー。視覚障がい者用のロボットを開発する「MAGIC STICK PROJECT」プロデューサー。日本ブラインドサッカー協会のコミュケーションプランナー。R25でマンガ「キメゾー」連載中。口説き文句研究家。著書「ダメ社員でもいいじゃない。」

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